集合住宅エコキュート
エコキュートとは
ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯機です。
ヒートポンプ技術というのはエアコンにも使用されていて室外に設置された
ファンが外気の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を温めています。
電気だけでなく、外の温度も活用するので、省エネルギーでお湯が沸かせます。
エコキュートを最大限お得に使う
エコキュートは基本的に、安い夜間電力を使い夜間のうちにお湯を沸かしておき、そのお湯をタンク内に貯めておくことで日中に安くお湯を使えるしくみとなっています。そのため、電気代の安い夜間に、翌日必要な量のお湯を不足や余分がないように用意することが省エネなエコキュートを最大限お得に使うためにもっとも重要となります。
電気代節約のため最適なプラン
エコキュートを使われているご家庭は、オール電化向け電気料金プランなどの安い夜間電力が適用されるプランを使われていますが、同じ夜間電力が適用されるプランはいくつか種類があるので、その中からご家庭に最適なプランを選ぶことが大切です。エコキュートは日中沸き増しが必要になることもあるので、ご家庭で電気をたくさん使う時間帯を考慮しながら、日中の電気の単価を見比べてプランを選んでいく必要があります。
断水時でもお湯を使用できる
エコキュートの貯湯タンクは、水道管から供給された水を常時貯めています。そして地震や台風、突発的な事故などで断水・停電した場合でも、タンク内にはお湯・水が溜まった状態なので生活用水として活用できます。ただし、貯湯タンクに貯まった水は、飲用に適さない状態なのでは飲用しないよう注意しましょう。
環境に配慮した設備
エコキュートは、冷媒にフロンガスなどといった成分を使用していません。つまり有害な成分を冷却などに使用していないため、環境に配慮した設備といえます。他にも太陽光発電設備と相性が良く、エネルギーの自給率向上につながります。このように省エネ性能を持っているのが、エコキュートのメリットです。
エコキュートの電気代を節約するための5つのポイント
季節によってモードを使い分ける
エコキュートはメーカーごとについているおすすめ省エネモードがいちばん省エネになります。しかし、もし省エネモードで頻繁に日中お湯が足りなくなりタンクの沸き増しが必要な場合は、省エネモードの設定よりも多めにお湯をわかしておく設定に切り替えたほうが良い場合があります。
お湯を使わない時は昼間沸き上げを停止する
タンクの湯量が少なくなると自動で日中に沸き増しをする「自動沸き増し機能」がついているエコキュートは、その日にもうこれ以上お湯を使わないという場合は、その日の昼間の自動沸き上げを停止することで余分な電気代をかけずにすみます。
追い炊きよりも高温足し湯が省エネになる
お風呂のお湯は、「追い炊き」や「自動保温」をするよりも「高温足し湯」を使ったほうが省エネです。
追い炊きや自動保温の場合は、ぬるくなったお風呂のお湯を循環させて、タンク内の熱を使うことであたためなおしているので、その分タンク内の熱がなくなってしまいます。しかし高温足し湯はタンク内の熱いお湯をそのまま足すので、高温足し湯のほうが省エネになります。
夜間の時間設定を確認・プランの見直しをする
お使いの電気料金プランごとに、安い夜間電力が使える時間帯が異なります。エコキュートの夜間時間の設定が違っていると電気代がたくさんかかってしまうことがありますので、間違えないようしっかりと時間帯設定を行いましょう。
休止モードを使う
数日間または長期間家を空けるような場合は休止モード設定をし、無駄な沸き増しをしないことで電気代が節約できます。長期間家を空ける場合は水抜きなどのメンテナンスもきちんと行うようにしましょう。
エコキュートやオール電化の導入をお考えの方へ
「エコキュートの電気代って高いのかな?」
オール電化の導入をお考えの人もいらっしゃるのではないでしょうか。
エコキュートやオール電化の導入を検討されている方は、ぜひお問い合わせください。